2004年03月

2004年03月31日

新選組隊士・中島登さんのお酒♪

中島登と聞いても、新選組ファンでなかったらぴんと来ないかも知れない。

八王子出身、入隊時期は諸説あるものの本格的に新選組に加わったのは慶応4年に新選組が江戸に移ってからだといわれ、箱館戦争まで戦い、戦犯として入獄中に新選組幹部・隊士などの姿絵や手記を残した「語り部」のひとりである。釈放されて後、浜松に移って銃砲店を営み、趣味で始めた洋蘭の栽培が成功するなど、生き残り隊士の中でも経済的には恵まれた後半生を送っている。

八王子市内の酒店が、同郷の中島登の名を冠した静岡県浜松市産の酒を売り出すそうだ。これまた、土田歳子さん提供のニュース。

八王子出身の新選組隊士・中島登
清酒になって「故郷に錦」
静岡県内で限定販売 出身地が再製造ラブコール


中島が懇意にした静岡県浜松市の酒造会社が限定販売したものを、生まれ故郷から“ラブコール”を送り、追加製造を実現させた。没後100年以上の時を経て故郷に錦を飾る。

販売する京晴の神山晴雄社長は、「新選組では工作要員という立場もあり、地元でもあまり知られない存在だが、ふるさとの誇りとしていきたい」と話している。

白牡丹、中島登さんが土方さんの絵姿に書いた言葉が好きである。「生来英才にしてあくまで剛直なりしが年の長ずるに従い温和にして人の帰するを赤子の母を慕うがごとし」「数兵を率いて猛虎の群羊を駆て荒走するがごとく」「当世の豪傑というべし」……(注・旧かなづかい・カナ書きを現代語風に書き改めたり、送りがなを現代風にしたり、加工してあります)。

大河ドラマ『新選組!』では、中島登さんの出てくる幕はないかも知れないけど、もうちょっと知られて欲しい隊士のひとりである。

新選組の切手セット発売 京都・中京郵便局

大阪発のローカルニュースの次は、京都発のローカルニュース。こちらは、土田歳子さんご提供。

新選組の切手セット発売
 1日、中京郵便局


「新選組おたよりセット」ってネーミングがかわいい♪

葵祭や祇園祭、送り火、時代祭などをデザインした1000円分の切手(50円切手20枚)に、幕末の歴史人物を描いた紙相撲セット付き。切手ホルダーの中には新選組隊旗「誠」の文字シールがある。

さすがに新選組関係の切手はありません(この正月に高幡不動にお参りした白牡丹、日野郵便局が売っていた「新選組のふるさと 日野」のおたよりセットに、そーゆー期待をしてしまったことがある^_^;)。

新選組ゆかりの壬生寺近くの旧前川邸駐車場内に臨時出張所を11日まで開設、同17日から年内は毎土、日曜に開設、販売する。

旧前川邸というと田○さん宅でらっしゃいますね。ご家族の皆様、お住まいに観光客が押し寄せて大変でしょうね……お疲れ様でございますm(_ _)m。

大阪 司馬記念館で「幕末展」

大阪府東大阪市の司馬遼太郎記念館で、3月30日から8月29日まで「司馬遼太郎が描く 幕末の世界」を開催中。

司馬記念館で「幕末展」 変革期の生き方読み取って

展示は「燃えよ剣」の初出掲載誌や挿絵、「最後の将軍」などの自筆原稿、資料として土方歳三や沖田総司の書状(複製)など。幕末を中心に描いた「竜馬がゆく」から「花神」までの時代に起きた事件と作品の関係をまとめた歴史年表も。

関西在住満11年になろうとする白牡丹だが、「えーと、東大阪市ってどの辺だっけ^_^;」というぐらい地理に疎い……。

シティリビングに中村勘太郎さん連載エッセイ

こちらは、野間みつねさんから提供いただいた情報。シティリビング東京版に、大河ドラマ『新選組!』で藤堂平助を演じている中村勘太郎さんが連載エッセイを始めたそうだ。

エッセイ「彼からの手紙」 第一回

撮影現場の活き活きした様子が伝わってくるようです(^^)。

三谷さん、第1回喜劇人大賞受賞コメント

カテゴリを「大河ドラマ『新選組!』」に置くことには抵抗があるのだが、先行する記事を同じカテゴリに入れてしまったもので(^^ゞ。

三谷幸喜氏「ますます風当たり強く」

三谷氏は「僕が書くものは『歴史を冒とくしている』などと風当たりが強いのですが、こんな立派な賞をもらうとますます風当たりが強くなりそう」と喜びを表した。

ちょっとひねたコメントですね^_^;。

大河ドラマ『新選組!』前回の視聴率が14.0%だったそうで、ますますバッシングが強くなりそう……(嘆息)。

一視聴者として願うことは、できれば「ここはちょっとぉ^_^;」という感想を書かずに「今日も面白うございました」と言えることですが……最後までお付き合いできますように。